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タイトルの『チェンジリング』とは「取り換えられた子供」を意味する言葉で、まさに今から約80年前に実際にロサンゼルスで起きた衝撃の実話を元に、クリント・イーストウッド監督、アンジェリーナ・ジョリー主演で映画化された話題作。
1928年ロサンゼルス。シングルマザーのクリスティンは、9歳の息子ウォルターを残し仕事に出かけるが、夕方帰宅したクリスティンを待っていたのはウォルター失踪という悪夢のような現実だった。5ケ月後、ウォルターがイリノイ州で発見されたと警察が連れてきた少年は、顔立ちがよく似た別人だった。息子だと言い張る少年に、クリスティンの訴えを聞き入れない警察。それは一体なぜなのか!?息子の失踪という悲しみの中、次々とクリスティンに襲いかかる謎。息子に会いたいという母親の強い想いが彼女に「勇気」を与え、懸命に巨大権力に立ち向かっていくが、そこに希望はあるのだろうか。不意をつく展開や世の中の不条理に苛立ちすら感じるが、彼女の真直ぐな気持ちがストレートに心に響いてくる。
息子の無事を信じ権力と闘う強い母親を演じるのは、実生活でも6人の母となったアンジーが熱演。それをジョン・マルコヴィッチがいぶし銀の力で助演。二転三転していくストーリー展開は、実話だからこそのリアル感を伴って観る者を圧倒する。現実はドラマよりも奥深い、名監督イーストウッドの最高傑作がここに誕生した。
『チェンジリング』
2009年2月20日(金)全国ロードショー
http://www.changeling.jp
監督・製作・音楽 : クリント・イーストウッド
製作 : ロン・ハワード
脚本 : J・マイケル・ストラジンスキー
出演 : アンジェリーナ・ジョリー/ジョン・マルコヴィッチ
配給 : 東宝東和