©2009「火天の城」製作委員会

長篠の戦で勝利を収めた織田信長は1576年(天正4年)、琵琶湖を望む安土山に巨大な城郭を築くと宣言。五層七階の天主を持ち、内部は大聖堂のような吹き抜け構造にしつらえるという、まさに天下統一の最後を締めくくるにふさわしく絢爛豪華な構想だった。ここで信長は、この一大事業の総棟梁にあるひとりの宮大工・岡部又右衛門を指名する。来るべき自分の栄華を城に表したいと思う信長と、城の建立に職人人生の全てを捧げる決意をした又右衛門。強い絆で結ばれた又右衛門の妻と娘、そして岡部一門の面々が支えとなって、ついに史上最大の巨大城郭建立プロジェクトが幕を開けるのであった。
直木賞作家・山本兼一が第11回松本清張賞を受賞した『火天の城』(文藝春秋刊)を、およそ15億円の制作費を投じて完全映画化。実在した名工・岡部又右衛門を演じるはコメディからシリアスまで幅広い演技を得意とする西田敏行。道具の扱い方はもちろん、職人が持つべき“木と対話する心”までをも現役の宮大工に教わるというほど、自身の俳優魂をこの役に注いでいる。織田信長役には、『余命』(09年)、『レイン・フォール/雨の牙』(09年)など話題作への出演が続く椎名桔平。又右衛門の妻に大竹しのぶ、娘は福田沙紀と、バラエティ豊かな俳優陣が脇を固め、史実に基づいたドラマに更なる深みを与えている。
必見POINT1 岡部一門の強い団結力
岡部一門は総勢20名。強い信頼のもと、全員が固い絆で結ばれている。彼らなくしては、わずか3年で安土城建立という大プロジェクトは成功しなかっただろう。
必見POINT2 戦国時代のプロジェクトX
史上最大のスケールと言える安土城建立には、岡部一門を筆頭に、延べ100万人以上の人員が携わった。総建築費用を現在のお金に換算すると1,000億円にのぼる。
必見POINT3 又右衛門を支える家族の愛
一世一代の大仕事に挑む又右衛門を、陰ながら支える妻・田鶴と一人娘の凛。家族の強い絆があってこそ、又右衛門は全身全霊をこめて築城に没頭できたのだ。
『火天の城』
9月12日(土)全国ロードショー
http://www.katen.jp
原作:山本兼一「火天の城」(文藝春秋刊)
監督:田中光敏
出演:西田敏行/福田沙紀/椎名桔平/大竹しのぶ ほか
配給:東映